英語と日本語の言語的距離

“こんなに勉強してるのに、なんで日本人は英語が下手なの!?”と感じている人も多いと思いますが、その理由の一つに“言語的距離”もあると言われています。

【他の理由↓】

英語は読めるし書けるけど、話せない

もくじ

1.言語的距離とは?

言語的距離とは、言語の文法・文字・発音などがどれくらい違うのかということを示す言葉で、日本語と英語は一番離れている言語とされているようです。

外交官などの専門職を養成する米国務省機関である外務職員局(FSI: Foreign Service Institute)英語を母語とする者が習得するのにかかる期間を元に各言語の習得難易度をまとめている(Language Learning Difficulty for English Speakers)によると、オランダ語・フランス語・イタリア語などは23-24週(575-600時間の授業)で英検1級レベルに到達するのに対し、日本語・アラビラ語・韓国語などは88週(2200時間の授業)必要というデータもあるようです。

 

2.文法が違う

日本語は、S(主語)O(目的語)V(動詞)ですが、英語は、S(主語)V(動詞)O(目的語)の順番です。

日本語例文)
私は(主語)犬が(目的語)好きです(動詞)

英語例文)
I(主語)like(動詞)dogs(目的語)

頭では理解できますが、順番が違うとさらっと出てきにくいですよね。。
ちなみに韓国語は文法が似ているため、日本人にとって学習し易いと言われています。

 

3.文字が違う

見ての通り、文字が全然違います。

アルファベットで文字が構成されている言語であれば、似た文字を見たときにこういう意味だろうなと推測し易いと思われます。
日本語ができる人なら、中国語の看板を見てこういう意味かなと推測できますよね。


4.発音が違う

発音が全然違います。

例えば、日本語は開音節(母音で終わる)、英語は閉音節(子音で終わる)という違いがあります。英語のimpossibleは、日本語だとimpossibruとなってしまいますよね。また、日本語の母音の数は”あいうえお”の5個ですが、英語には26個あるみたいです。

また、Lは舌を口の中の上に付けて”エル!”、Rは舌を付けず奥に巻き込む感じで”アーウ!”と発音すると言いますが、RとLの発音なんかもめちゃくちゃ難しいですよね。

5.まとめ

私も英語スクールで”world”の発音を何度も聞いてもらいましたが、いつも”何か変ですねw”と言われていました。言語の距離的にもマスターするハードルが高い英語ですが、とにかくアウトプットを継続することが重要です。オンライン英会話なら、低コストで英語をアウトプットし続ける環境が作れるので、やったことがない人は是非試してみて下さい。個人的にはDMM英会話が一番オススメです。

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