TOEICのスコアを上げたいなー。
と思っている人に向けて、おすすめの学習法とアプリをご紹介します。正直なところTOEICのスコアが高ければ英語が話せるという訳ではありませんが、客観的な指標として自分の能力を示すためには、役に立つと思います。
もくじ
TOEICのスコアを伸ばすための学習法
TOEIC頻出単語を覚える
何気に見落とされがちですが、TOEICによく登場する単語を覚えることはガチで重要です。どれだけ文法を理解していても、単語の意味がわからなければ、文章を100%理解することができません。
人によって英語の学習方法は違うと思いますが、普段している勉強方法がTOEICから離れたジャンルの英語だと、TOEICを受けたときに意外と知らない単語が多い!という印象を受けると思います。
なので、TOEICのスコアを上げたい方はTOEIC向けの単語を学習することが近道です。とりあえず本屋に行けばTOEIC向け単語みたいな参考書が死ぬほどあると思うので、本で勉強したい人は買って勉強しましょう。
アプリであれば、個人的にはMikanというアプリが使いやすいなーと思いました。移動などの隙間時間で毎日勉強しましょう。
速読の癖を付ける
TOEICを受けるときに大体の人が躓くのが、リーディングパートの時間が足りないということです。時間をかければ理解できるはずなのに、いつも時間が足りずに最後の方をテキトーにマークして思ったようなスコアを取れない。みたいなことがよくあると思います。
これを克服するためには、海外のニュースサイトなどの程良い長さの記事を、集中して一気に読み上げるという訓練を行うのがいいと思います。わからない単語があったりしても止まらずに、とりあえず読み終え流ということが大切です。
ただ、実際の試験では問いを初めに読んで、その答えを上から探すという解き方をお勧めします。答えを見つけられたら、もちろん全文読む必要はないので、時間を短縮することができます。
実戦形式の問題を解きまくる
ご存知の方も多いと思いますが、TOEICのスコアを上げるのに必要なことは、まずTOEICの練習問題を解きまくることです。テストの形式や傾向、ペース配分などをしっかりと覚えることで、解き方のコツみたいなものが理解できてくるはずです。500台くらいの人であれば、これだけで200くらいスコアを上げられる可能性もあります。
例えば、リスニングパートのパート2などは、初めの疑問詞を聞き取ることに全神経を集中させるとか、あからさまに聞きとり易い単語が選択肢に含まれていたらハズレの可能性が高いとか、TOEICの世界あるあるみたいなものを理解するとか、何気に英語力以外のTOEIC力みたいな部分も必要な気がします 笑
TOEICあるあるは例えば以下のようなものです。
・飛行機は飛ばないか遅れる
・空港で搭乗ゲートが変更される
・コピー機の故障、原因は紙詰まりか紙切れ
・空港でカバンが壊れる
・旅行、出張先でスーツケースが届かない
・配送ミス、宅配遅延、あるいは荷物が破損
・オフィス備品の在庫切れ
・クレームを入れるとクーポン券をもらえる
・配管の故障
・医者の自己都合によるアポの変更
・歓迎パーティー
・長年勤めてきた功労者の退職、送別会を開催
・ハイスペックの求人広告
・求人広告の必要条件を1つ満たしていない応募メール
・事務所が移転しても電話番号転送サービスは存在しない
・映画や書籍の絶賛レビュー
・寄付金への謝意メール
・ホワイト企業
・マルチパッセージ問題では、イベントのスケジュールやフライトのスケジュールがよく変更される
・ショッピングモールの館内放送
・上司はほとんどが女性
・ラジオの放送内容が、交通規制や渋滞の場合、迂回路を使う必要があることが多い。
上記の例は半分冗談も混じってますが、こういう類の話が多いというのは事実なので、慣れておいた方が話がスッと入ってくると思います。
TOEICのスコアを伸ばすためのおすすめアプリ
単語に関して
上でもご紹介しましたが、Mikanはおすすめです。TOEIC頻出単語というカテゴリーもあるため、まずそちらを全て覚えましょう。電車の移動時間や何かの待ち時間などにスマホを取り出してサクッと勉強ができるので、隙間時間には持って来いです。
速読に関して
適度な長さの文章を読むことができるアプリであれば何でも良いと思いますが、NHK WORLD TVはおすすめです。海外のニュースサイトだと使われている単語やフレーズが結構難しくて続かない可能性がるので、簡単なものから始めてみましょう。もちろんレベルが高めの人は、CNNとかBCCとかでも良いと思います。
実戦形式に関して
実戦形式の問題集を購入して解きまくるということが最も重要ですが、TOEIC形式の問題をたくさん解いて、解説を読みながらロジックを理解するということも大切です。こちらに関しては、あの有名なリクルートさんが提供しているスタディサプリのTOEIC対策版をおすすめします。気が向いたら下記リンクから詳細をご確認ください。
リクルートのTOEICオンラインコーチ!スタディサプリENGLISH
まとめ
以上、TOEICにフォーカスした学習法のご紹介でした。
もちろんこの他に文法の知識も必須ですが、文法に関してはTOEIC対策というより、通常の英語学習と同じ学習方法で問題ありません。自信のない方は、中学・高校英語の参考書を繰り返して覚えていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。