シャドーイングっていう英語学習方法が最強らしい。でもどうやるんだろう?そもそもシャドーイングって何?
という方に向けて記事を作成しました。
まだ一般的にはそこまでメジャーな学習法ではないかもしれませんが、成果を出している人が増えているので、今後もっと普及していくと思われます。
もくじ
シャドーイングってなに?
シャドーイングとは、正しい英語を聴きながら、同時に自分も真似して発音するという英語学習法のことです。つまり、日本人の苦手なリスニング、スピーキングを同時に鍛えることのできる最強の学習法ということです。
こんな感じです。
シャドーイングの効果
では、具体的にどのような効果があるのでしょうか?
正しい発音が身につく
正しい発音が身につきます。日本の英語学習界では、発音よりも伝える気持ちが大事としばしば言われることがあります。一理あると思いますが、発音はめちゃくちゃ重要です。
ネイティブの発音やアクセントを真似して発声するので、フレーズの中でどの単語が強調され、どの単語が短縮されるのかなども身に付けることができます。例えば、Do you(ドゥーユー)を、Do you(ジュ)と発音するようになります。
飯が食いたい!ここに行きたい!などは気合いで伝わりますが、ちゃんと会話をしようと思うと、気持ちだけでは伝わらないことも結構あります。
リスニング力が上がる
TOEICのリスニングなどでは、質問文を読んで、さっくり話の要点を理解すれば回答することが可能ですが、シャドーイングの場合、全ての単語を発音しないといけないので、全ての単語を理解する必要があります。
つまり、普段聞き取りにくいはずだった部分も含めて、100%理解することが求められます。
文章読解スピードが上がる
ネイティブが話すスピードで発音することがゴールなので、早いスピードで話し、文章を理解する癖がつきます。慣れていないと負荷がかかるのでしんどいかもしれませんが、同じ文章を何回も真似して発音するので、繰り返しているうちにストレスを感じなくなります。
この訓練によりリーディングのスピードも上がります。
使えるフレーズが増える
インプット中心の学習で陥りがちなのが、”知ってるけど使えない”という状況ですが、シャドーイングでは聴きながら同時にアウトプットしているので、使えるフレーズを増やすことができます。
シャドーイングのやり方
最初の動画が正にシャドーイングのやり方そのものですが、初心者の方にはハードルが高すぎるので、下記の①〜④の方法をお勧めします。
①音声なしでテキストを読む。
まずはリーディングを行います。
②音声を聞き込む。
読んで頭に入っている文章をひたすら聴きます。
③テキストを見ながらシャドーイング。
テキストを見ながら、音声と一緒に自分も発声します。
④テキストを見ずにシャドーイング。
上記の動画のように何も見ずに、音声と同時に発声します。
英語レベルが中級から上級の方は、文章のレベルを調整しながらひたすら④をやりまくるのも良いと思います。
シャドーイングのおすすめ教材
スタディサプリ(TOEIC対策コース)
リクルートさんの提供するTOEIC対策用のアプリですが、これがシャドーイングにめちゃくちゃ使えます。各リスニングパートにシャドーイングの訓練が用意されているので、ナビに従ってやってみましょう。トータルで1万文くらいあるみたいなので、ネタ切れになることはまずないです。
①スマホアプリなのでどこでも隙間時間で学習できる
②TOEICの問題なので比較的文章が難しくない
③TOEICの問題なので短文から長文まで揃っている
④声を録音してきちんと話せているか客観的に確認できる
⑤ついでにTOEICの勉強もできる
下記公式ページで詳細を確認できるので、興味のある方はチェックしてみてください。
英語学習の新定番!スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!
Youtube
Youtubeも良い教材になります。お勧めのチャンネルを一つご紹介しておきます。
イングリッシュブートキャンプ
Netflix
自分が使っているのでNetflixと書きましたが、字幕を設定できる動画配信系のサービスであれば何でも良いです。自分の好きな映画やドラマを観ながら、セリフを真似てシャドーイングする、字幕で確認する、再度シャドーイングするという感じで、活用できます。
映画やドラマで勉強するのは、やっぱり楽しいので、個人的にはお勧めです。
シャドーイングテキスト
文字通り、シャドーイングの訓練を目的としたテキストが販売されています。スマホに音声をインストールして、テキストの指示に従って学習を進めていくことができます。
レベル別で色々なテキストがありますが、個人的に良さそうだと思ったものをいくつか紹介しておきます。
まとめ
ということで、シャドーイングの説明と使える教材の紹介でした。
まだ、英語ガチ勢以外にとってそこまでメジャーな学習法ではありませんが、話す・聴くにフォーカスした英語学習において、かなり効率が良いと近年言われている学習法なので、是非取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。